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べピオゲル体験記

べピオゲル。
私が皮膚科で処方された塗り薬です。
尋常性ざ瘡の治療薬で、「尋常性」は「普通の」といった意味で「ざ瘡」はニキビのことなので普通のニキビの治療薬ということです。
ベピオゲルの有効成分は過酸化ベンゾイルです。
日本では比較的最近になってから使われるようになった薬ではありますが、アメリカなどでは結構昔から使われていたんだとか。


処方薬について安易に書くのはやっぱりヒルドイドの件とかもあるのでどうかなーと思ってましたが…
私が使い始めのつらい時に実際に使った人たちのブログを読んで頑張れた経験があるので、そういう風に役立てたらいいなと思い書こうと思いました。


1年半くらい前、あまりにもニキビが多くできて耐えられなくなったので皮膚科を受診。
先生から塗り薬を出しましょうと言われてべピオゲルの説明をされました。
その後に横にいた看護師さんからべピオゲルの使い方や注意を冊子を見ながら説明されて、冊子とNOVの洗顔石鹸や日焼け止めのミニサイズサンプルをもらいました。
帰りに薬局で薬を貰って帰宅。
かかったお金は合わせて2,000円くらいでした。
この時処方されたのは塗り薬が2種類。(べピオゲルともう1つ)
もう片方の薬は効果があまりわからないので今回は省きます。


使用してみると説明されていた副作用がしっかり出ました。
塗ってしばらく経つとピリピリしてきて、すごくかゆかったです。
あととにかく肌が乾燥する!
私は脂性肌で乾燥とは無縁だったので「これが肌の乾燥…!」と新鮮でした(笑)
数日後には皮膚の表面が少し剥がれたようにボロボロしてきました。
これらの副作用は使い始めに出て、薬に肌が慣れてくると落ち着いていきます。
私も初めの一週間ちょっとはすごくつらかったです。
しかもニキビも割とできていたので余計に落ち込みました。
「もしかしたら私にはあまり効果がないのかな」とか「合わない薬なのかな」と考えながらも信じて使っていました。


使い始めから2ヶ月頃にはニキビはかなり落ち着いていました。
その後も全くできないというわけではなかったですが、できる数が減ったり、ない日が多くなりました。
なんとなくニキビ跡も薄くなってきたような…?
これは私の気のせいかもしれませんが。
ただクレーターになってしまったものは変わらない印象です。
さすがにこれは美容皮膚科で治療を受けないとどうにもならなそう。


私は最初に行ってから1年以上経った今も定期的に皮膚科に通い、ずっとベピオゲルを塗り続けています。
おかげでニキビはかなりできにくくなったように感じます。
あと皮脂が過剰に出てギトギトになるのにも悩んでいたんですが、それもいくらか緩和した気がします。
最初こそ本当につらかったですが、今は使って良かったと思いますし手放せないと思ってます。


もし私と同じようにニキビに悩まされていて、まだ皮膚科に行ったことがないという人はまず皮膚科に行くのをオススメします。
私はずっと皮膚科に行ったことがなくネットで皮膚科や薬の悪いところばかりを見ていたので、どうせ治らないんだと勝手に諦めてスキンケアを一生懸命やることで改善を目指していました。
でもそれでは思うほど改善しなかったです。
皮膚科もちゃんとした医師がいるところを選べたので通えていますし、薬の効果はここまでお話しした通りです。
同じ薬を使えば絶対良くなる!などといった無責任なことは言えませんが、試してみる価値はあると思います。
そして使い始めたら根気よく続けることが大切なので頑張って続けてみてください。
(もしその間に何か異常があったり心配事があれば必ず医師に相談してください。)


ニキビに悩む方、ベピオゲルを使い始めた方の参考になれば嬉しいです。